現代文には、本文と設問がある。
現代文のテーマでは、その本文の読み方を示した。
でも、現代文で点を取るには、「設問」の読み方も知らなくちゃあいけない。
今回は、その「設問」の読み方。そして「解答」の仕方だ。
さっそくだけど、問題は大きく分けて3つある
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~とはどういうことか?
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それとは何か?
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この文章は何を言っているかまとめなさい
の三つだね。
1. ~とはどういうことか?
この問題が一番難しい。
たとえば、本文中の
「ニーチェの殺した神は、復活を遂げた」
という文に線が引かれ、
「どういうことか」という問いがあったとしよう。
このとき、この傍線部をキーワードに分解することが大事なんだ。
ここでは、「ニーチェの殺した神」と「(神は)復活を遂げた」がキーワードだと分かると思う。
そして、このそれぞれのキーワードを説明している本文の個所を探すんだ。
たぶん、「ニーチェは『神は死んだ』と宣言し、虚無主義を打ち立てた」という説明や、
「死に直面せざるえない人類は神を必要としないほど精神的に強くなかった。神は復活したのである。」
といった記載があるはずだ。
そして、そのキーワードの説明をくっつけたものが、答えだ。具体的には……
ニーチェの殺した神は、復活を遂げた →
虚無主義を打ち立てたニーチェは、神は死んだと宣言したが、死に直面せざるえない人類は神を必要としないほど精神的に強くなく、ふたたび人々の間で信仰されるようになったということ。
2. それとは何か?
それ、というのは、英語ではitやthisやthatのコト。
いわゆる指示代名詞。
「指示」代名詞というだけあって、その「指示」している内容を答えればいいんだ。
そして、指示しているところは、「それ」の少し前にあることが多い。
例外的に、直後にあることもあるけど、たいていは前になる。
これは、文章を理解して読めていればわかるはずだ。
3. この文章は何を言っているかまとめなさい
これは、段落ごとに著者の言いたいことを抜き出して、くっつければいい。
「第一段落は、一文でまとめると、~。」
「第二段落は、一文でまとめると、……。」
これを最終段落までやって、足す。
文字制限があれば、一部いらなそうなところを削って答案用紙に書く。
この問題は、ニガテな人もいるかもしれないけど、時間があればだれでも正解できる方法だ。
しかも、最終問題のことが多いため、配点が多い。
配点が大きく、また簡単なので、ぜひガッツリ点を取りたいところ。
この他、漢字問題や語彙問題、語義問題、文学史などの問題があるが、これは問題を解く前におぼえているかどうかで決まる。
だから、「覚えておこうネ☆」としか言えない。
すまんね☆
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