勝たなきゃゴミだ！……そういってはばからない、利根川幸雄。

とにかく勝つことにこだわり、勝つために策を練り、時に不正もする。

ポジティブシンキングな人は単なるアホで元気がイイだけ。受験で勝つには、ネガティブじゃなくちゃダメなんだ。

ネガティブシンキングを身につけよう。

利根川幸雄って誰？

利根川って知ってる？

『カイジ』っていう漫画の悪役なんだけど。

 

 

『カイジ』の中に、幅10センチくらいの鉄骨の上を25メートルくらい歩くシーンがあるんだ。渡りきったら1000万円ゲット！

でも、その鉄骨から落ちると……死ぬ。

だって、その鉄骨は高層ビルの上にかかっているから。

 

僕も真似して、電車の線路の上を渡るってコトやってみたんだけど、記録2メートルだったorz

壊滅的に平衡感覚がない（苦笑）

僕が鉄骨渡りしたら、秒速でジエンドだ（笑）

 

 

話もどして。

利根川はその鉄骨渡りを必死で頑張っている人を見て「死のダンス」をしているってせせら笑うような男。

「金は命より重い」「人生は勝たなきゃダメなんだ」 そんなことを平気でいう悪役。

 

この利根川って男も、みんなの胸に宿してほしいんだ。

 

 

なぜ利根川が必要なのか

たしかに、松岡修造さんバリのポジティブシンキングも大事なんだよ？でもそれだけじゃダメ。

 

ポジティブシンキングであると同時に、ネガティブでないといけない。

ネガティブっていうか、「現実的」でないといけない。

 

 

「現実的かつポジティブに」

 

荒川アンダーザブリッジの主人公・市ノ宮行（リク）が

「現実的かつポジティブに」考えろ！

って自分に言い聞かせるシーンがあるんだ。

 

このセリフが出てきたシーンは、ギャグシーンなんだけど、

このセリフっていいコトバだと思う。

 

受験っていう場において、君は

「現実的かつポジティブに」

考え、行動し、結果を出して、合格すべきなんだ。

 

もちろん、ネガティブなだけではだめ。

ポジティブにあるべきなんだ。

でも、ポジティブなだけでもだめ。

ポジティブなだけだと、ただのアホだから。

 

テレビのクイズ番組でも、やったら元気いいバカキャラがいるよね？

ポジティブなだけだと、あんな感じ。

そういうバカキャラは視聴率は取れても、正解しないよね？

 

受験は視聴率を取る戦いじゃない。正解数を稼ぐ戦い。

だから、バカキャラ、ポジティブなだけじゃダメ。

 

利根川のように冷徹で、現実的で、打算的で、策を考え、頭をまわすコトもとっても大切。

 

現実を見ながら、

理想に向かって、ポジティブに勉強しよう。

 

P.S.

「羞恥心」って今なにしてるんだろうか……

島田紳助さんが作ったバカキャラを集めたグループなんだけど。

 

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