保護者の方は、自分のお子さんが逆転合格するためには何が必要かご存じでしょうか?
京大や早稲田に逆転合格した私が、保護者の方に持っていてほしい「逆転合格の知識」を紹介します。
まず、合格するとはどういうことか説明しましょう
合格には、方程式があります。それは―――
合格 = 才能 × 努力 + 人間力
です。
すべての合格は、この方程式ですべて説明がつきます。
ここでは、お子さんの「才能」がふつうであった場合について書きましょう。
普通の受験生は、「努力」だけで、試験に受かろうとします。
そして、その努力が十分なら受かる―――はずなんですが……
実はそうは行きません。
私の予備校の友人が通っていた高校には、東大模試では毎回A判定で、成績も学年ひとケタ以外だったことがない(1~9位)、超優等生な女の子がいたそうです。
その女の子は、高校3年間、部活もせず、彼氏も作らず、勉強に勉強を積んだ、努力の女の子で、どの教師も合格を信じて疑わなかったといいます。
結果は、不合格。
才能も努力も十分にあることは、模試や定期テストが証明してくれています。
けれども、不合格になった。
これに対し、「あー、入試は怖いねぇ……」という感想をもつ人がいます。
運が悪く、悪運だけが理由で落ちたという感想ですね。
しかし、これは違います。
その女の子は、「人間力」が足りなかった。
だから、落ちたんです。
なぜこの話をしたかというと、逆転合格には「人間力」が必要不可欠だからです。
逆転合格と聞くと、「模試の成績ではE判定だったのが、結果合格した」といった話であると思います。
「部活に青春をささげたA君が逆転合格した」というような話を聞きませんか?
この場合、合格の方程式
合格 = 才能 × 努力 + 人間力
において、「才能×努力」の部分では、ほかの受験生には負けるんです。
努力の時間が短いから、E判定などになるんです。
逆転合格とは、「人間力」で圧倒することでほかの受験生を一気に追い上げ、合格をつかむことなんです。
さて、ここまでを読めば、
「人間力ってなんなの?」
と思われるでしょう。
それは、いろいろあるのですが……
端的に言えば「勝負強さ」「自信」です。
模試や定期テストの成績は、
成績 = 才能 × 努力
です。
人間力はいりません。
なぜかというと、模試や定期テストでは、「賭ける」ものがないんです。
お子さんからすれば、悪い点でも、せいぜい親と教師に一言いわれる程度のリスクしかないんです。
しかし、入試本番は違います。
合格 = 才能 × 努力 + 人間力
です。
入試は、賭けるものがあります。
「学歴」、「浪人した予備校代100万円」、「人生への自信」、「同級生からの名声」……
「お小言」に比べて、あまりにも大きい「賭け金」です。
いわば入試は、横の席にマフィアが座り、こめかみに拳銃を突き付けられ、「定員に入らなけらば、殺すぞ」と脅されながら問題を解くようなモノです。
この恐怖感は、難しい問題にぶつかったときに受験生の心で存在感を増します。
「むずかしい!」「分からない!」
と思ったときの恐怖で、受験生は頭が真っ白になります。
分かる問題が100問中100問なんていうことはありません。
かならず、わからない問題はあります。
わからない問題にぶつかった時に、勝負強さがモノをいいます。
かたや「わからないわからない!」と焦り、解ける問題も解けなくなる受験生。
かたや「俺はこの問題はわからないが、みんなもこの問題はわからないはずだ」と、ほかの問題を手堅く取れる受験生。
どっちが受かるかは明白です。
人間力を身につけることが、合格につながることはわかったでしょうか?
では、具体的にどのようにすれば人間力が身につくのか、次の記事でお話しましょう。
P.S.
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