ある本受験生向けの本を読むと、「暗算」力をつける方法が事細かに解説されていた。
どうやら「暗算力をつけたい!」と思う高校生が多いとか…
ちょ~っと待った!!!
入試数学で点をとるために暗算力なんていらねぇぞ!!!
どうも、篠原好です。
例えば高校生クイズ大会とかで灘高校の生徒とか出てきたり、あるいはTVとかでスーパー小学生がでてきて、
「79×43は?」「3397です!」(即答)
とかってあるよね。
で、数学がニガテな人って、
「ああ、私もあんな風に暗算をスグできたら、数学の点がもっとあがるのに…」
とか思っちゃう。
ここで、数学を武器に京大に受かり、京大の数学の試験でも95点と100点を取った僕から一言、言わしてほしい。
「そんな暗算、僕でもできません!」
さっきの「79×43=3397」も、電卓で計算しました
「暗算なんて、僕は九九が精一杯です!」
正直、九九も時々間違うし(汗)
あんな暗算は、スーパー小学生とかIQ150くらいのヤツにやらしときゃいいの!
むしろ、大学入試に暗算力は不要だ!
なぜ「暗算力」がいらないのか?
理由は3つもある
1・筆算すればいいやん
まず、試験中に紙と鉛筆があるんだから、筆算すればいい。
なんで筆算できる環境にあるのに、筆算しないの?笑
だって、筆算の方が正確でしょ?
2・計算過程を残したほうが、計算ミスしにくい
過去の記事でも書いたように、数学の大敵「計算ミス」は決してなくならない。
「計算ミスしても早く気が付く力」の方が重要だったりする。
だったら、計算ミスしてもすぐ気が付くように、筆算して、計算過程を残しておいた方がいい。
暗算はその名の通り「記憶の暗闇の中に消える計算」だからね。
暗算よりも、筆算して「明算」した方がいい。
3・暗算力を鍛えるヒマがあるなら、普通に数学の問題を解こう
3つ目の理由として、暗算力を鍛える時間がムダだから。
正直、そんな時間あるなら、普通に数学の問題解いて、普通に数学の力をつけた方がいい。
そもそも、数学の計算を素早くやる力は、数学の問題演習の中で自然と身に付くものだ。
で、進○ゼミよろしく、
「あ、この計算、前にも見たことある!」
ってなって、暗算するなら、それは立派な数学の力だと思うよ?
でも、わざわざ、「暗算力ドリル」とかって、暗算の力だけ鍛えるのはハッキリいって時間のムダ!
動画はコチラ
結論!
暗算とかいう、計算ミスしやすいうえに、ミスしたことにも気が付きにくい計算方法は、鍛える必要なし!
フツーに筆算しよう!
P.S.
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