カエルの子はカエル……トンビの子はトンビ……
だから、親がバカなら、子供もバカで、いい大学なんて受からない……
いいえ、違います!
親の能力とまったく関係なく、東大でも京大でも、受かります!
どうも、篠原です。
いわゆる「常識」とされていることに、
「親が頭が悪いなら、子供も頭が悪い」
というものがあります。
しかし、
「親がバカなら、子供はいい大学に受からない」というのは、間違っている常識だ、
と僕は信じています。
「子供の学歴は、親の能力に関係ありません」
というのも、大学入試で問われているのは、
「客観的な学問」
だからです。
客観的とは?
客観的というのは、
1+1=2
ということです。
天才数学者がやっても、小学2年生がやっても、1+1は、2です。
客観的というのは、
誰がやっても、どうやっても、いつやっても、どこでやっても、同じ答えになる
ということです。
天才も、秀才も、凡人も、バカも、だれがやっても、同じ答えになる客観的な問題しか、入試問題では出題されません。
もし、間違った答えを出してしまうとしたら、正しい方法を知らないんです。
1+1を見ても、足し算がわからないと、2という正しい答えは出ません。
しかし、どんなバカでも、正しい答えさえ覚えてしまえば、正しい方法さえ理解してしまえば、必ず点がとれ、絶対に合格できるんです。
客観的じゃないものは、たとえばスポーツです。
イチローと同じようにバットを振っても、イチローと同じようにトレーニングしても、私はたぶん大リーガーにはなれないでしょう。
もし、スポーツが客観的なら、イチローと同じように食事をとり、イチローと同じようにトレーニングすれば、私も大リーガーになれ、イチローの記録と同じ記録を出せるハズです。
しかし、実際にそうなってないことは明らかですね。
合格するには
私は、以前の記事で、
合格= 才能 × 努力 + 人間力
と書きました。
ですから、生まれつき頭の良い人は、生まれつき頭の悪い人よりも、少ない努力で合格できるようになることは事実です。
頭のいい親から、遺伝的に頭のいい子供が生まれ、大学受験に合格しやすい子供であることは間違いないと思います。
しかし、「努力」と「人間力」を鍛えれば、どんなに「才能」の不足を補えます。
努力さえしっかりすれば、合格できないなんてことはありません。
多くの合格できない受験生は、「努力」に問題があるんです。
最後に、私の母は、音楽大学卒です。
しかし、現に京大に合格しています。
(ちなみに、音楽は赤点ギリギリでした)
親の学歴は、子供の学歴には関係ない例ですね。
結論!
大学入試は、「客観的な学問」が問われる。
なので、遺伝的に頭が悪くても、合格できないなんてことはない!
ということでした。
P.S.
僕は受験で役立つ情報を、YouTubeで話しています。
リンク集→http://shiken-killer.sakura.ne.jp/
成績を本気で上げたい人や、マジで合格したい人を僕は心から応援してます。
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初めまして。
公立トップ校を落ちて中堅私立の特進コースに通う息子がいます。
息子は京都大学理学部を目指していますが、今の成績でとても…です。
最近、初めての中間考査が終わりました。旧帝大合格を目指すコースなので、授業の進度が速く毎日真面目に予習復習をしていて、高校受験の時より勉強していますが、結果が伴わないようです。
本人が、自分のやり方がまずいということに気がついてないからだと思うのですが、親として気がつくまでほっておくか、何か声かけしたほうがいいのでしょうか?
私個人の経験ですが、「やり方がまずい」と親に直接言われても「何が分かるんだ!」と反発するだけでした。
ですが、京大を目指すなら、すぐにでも息子さんのやり方を変えさせたほうがいいと思います。
もし私が、高1保護者様でしたら、例えば野球を見ているときに、
「そういえば、ダルビッシュが言っていたけど『頑張っても結果が出せない投手は、みんな頑張り方が良くない』ってさ
せっかくなら、結果が出るような頑張り方をした方がいいよね」
など、ちょっと遠回しに諭してみてはいかがでしょうか?
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